2010年度 理事長報告
社団法人 小諸青年会議所
理事長 若林俊二
2010年度は『未来に残そう!幸せ色に染まる故郷(ふるさと)こもろを』をスローガンとして活動をスタートしました。「自分で考え、自分から動く」をキーワードに、5つの基本方針を掲げ、4委員会の活動と全体での会員拡大活動をおこないました。東信5JC合同例会も会員拡大をテーマとして上田の地で開催され、あらためてその重要性を再認識しました。最重要課題である会員数減少に歯止めをかけるべく、会員ひとりひとりが真剣に考え、新たな取り組みで会員増強に努めてまいりました。
総務委員会は松井委員長を中心として、時代に順応した組織運営の進化と充実に尽力していただきました。公益法人改革に対応するべく勉強会を開催し、運動体としてのあるべきカタチを会員共通の認識として持つことが出来ました。ホームページの更新をタイムリーに実施し、グループウェアによる管理運営を活用して内部および外部への情報発信を実施。また事務局長と連携して、理事会運営をおこなうと同時に財務管理を行ない、より活動がスムーズに出来るよう活動していただきました。7月には昨年の45周年記念事業を受けて、乙女湖公園周辺のアレチウリ駆除と清掃活動を実施。多くの一般参加者の協力を得てこの2年間の成果を確認することが出来ました。そして、東信圏域の4LOMと交流を図るゴルフコンペを開催し国連基金協同運動である「Nothing But Nets」マラリヤ撲滅運動へ協力し、さらには小諸青年会議所特別会員の先輩方と親睦を図るゴルフコンペ開催により小諸市社会福祉協議会へ募金をすることが出来ました。
会員研修委員会は倉本委員長が途中から事情により活動を休会せざるを得ない状況になりましたが、桑原副委員長が中心となり新会員を指導しながら積極的に活動をしていただきました。会員増強のための意識向上を図る例会の開催、厳しい経済状況における経営セミナーを公開例会として開催、演劇手法「ジバリッシュ」を取り入れたコミュニケーション能力開発をおこない会員資質の向上に尽力していただきました。会員セミナーでは、故郷こもろのシンボルである浅間山に登り、自然の偉大さを実感。「地域のたから」を再認識することが出来ました。
そして新会員の積極的な参加により、市民まつり「こもろドカンショ」ではアニメ「ドラゴンボール」の仮装をして踊りに参加し、大いに祭りを盛り上げることが出来ました。卒業式の企画においては新会員の相互のコミュニケーションと自発的行動を促し、卒業会員へ心からの感謝の気持ちを表すことが出来ました。自発からなる「信頼される大人」の意識を高めることが出来たと思います。
青少年育成委員会は堀内委員長を中心に青少年育成事業の検証をおこない、先を見据えた展開を描く活動に終始した活動をしていただきました。継続的に開催している「小諸ふれ愛道場」、「小山敬三記念 浅間山絵画フェスティバル」や「千曲川で川下り」のこれまでの経緯と本来の目的を会員の共通認識としてもつことからはじめ、小諸市教育委員会や小諸市内小中学校の方々に開催趣旨を理解してもらうように働きかけ、これまで以上の理解と協力をいただき事業実施をしていただきました。また第24回小山敬三記念小諸公募展に、浅間山絵画フェスティバル特別賞受賞作品を展示するなど各方面と連携を図るとともに、小諸の青少年育成を真剣に考えた活動に尽力していただきました。
また、浅間山絵画フェスティバル表彰式同日には、ドキュメンタリー映画「EARTH(アース)」を無料上映し、本年度の特色を出すことが出来ました。
まちの未来創造委員会は清水委員長を中心として、愛する故郷「こもろ」の未来像を創造し共有する活動を行なっていただきました。1999年度に「こもろ2020年構想」を掲げ「共生住環境都市」を共通の未来像として10年。この10年の取り組みを検証するために特別会員の先輩方の意見をいただきながら、会員の意識を高めるために6月認承記念例会を開催。これまでにないほど多くの先輩方にご参加いただき、時代の変化を捉えこの先の目指すべき未来像をいっしょに考える機会を創っていただきました。
11月公開例会として、福田衣里子衆議院議員を招いて、「命をつなぐこれからの地域医療と福祉」をテーマに講演会を開催。福田衣里子氏は、薬害肝炎患者として九州訴訟に実名を公表し提訴した経験などを活かして、血の通った愛ある政治を取り戻すために努力されている方で、本当に多忙なスケジュールを割いて小諸へ来ていただきました。過酷な人生とそれに負けない熱心な姿勢に、会員ばかりでなく一般参加の方も地域の未来を創っていく力を頂くことが出来たと感じました。急遽ではありましたが福田氏と対談をする機会をいただき、貴重な経験をさせていただきましたことに大変感謝しております。
1月の新年会から「地域の理解からなる会員の増強」を強く訴え、2月例会においては、会員拡大の重要性を、持ち時間を大幅に超過してメンバーに熱意を伝え、自ら拡大活動の先頭に立って行動してまいりました。今後の会員増強の可能性が充分に感じられた一年になりました。別添資料として会員拡大報告書を作成しましたので、ご覧いただきたいと思います。本年2010年、多くの人と出会い、その意見や考え方を柔軟に取り入れながら、自分たちの想いを伝え、このまちの未来を語り活動してきました。その積み重ねによって会員それぞれがJC運動への理解を深めることが出来ました。それにより共に明るい豊かな未来を創造していく素晴らしい仲間を得ることが出来たことは最高の喜びであります。真剣に取り組むから、楽しいと感じることが出来る。そして新たに信頼と友情が生まれました。
そして本年も多くの会員に長野ブロック協議会、東信5JC交流委員会また小諸市各団体へ出向していただきました。特に2009年入会の土屋壮亮君にはブロック委員会副委員長を、同じく2009年入会の羽柴彰一郎君にはブロック委員会幹事として大いに活躍していただきました。多くの出向者の皆さんにはそれぞれの責任を果たし、「長野ブロック会員大会in佐久」の成功に力を尽くしていただきました。
さらに東信5JC交流委員会座長として長井邦義君に、2009年入会の荻原薫君も同委員会幹事として出向いただき、2人で東信圏域の交流と各LOM近年入会の会員相互の信頼関係を築いていただきました。出向者の皆さんには本当にハードな一年であったと思いますが、それぞれが代表として自覚を持って活動したことで出向先においてだけでなく、LOMにおいてもその力と経験を発揮していただいたことに感謝申し上げます。
世界的な経済状況も、地域を取り巻く環境も大変厳しい時代でしたが、2010年この年に理事長の職を務めさせていただき感謝申し上げます。長野県内18LOMの代表の一人として、同期理事長と意見を交わし想いを共有することが出来たこと、長野ブロック協議会会長はじめ役員の皆様とも素晴らしい出会いをいただきました。
あらためて自身の小ささを感じた一年でありましたが、精一杯この代表の職に取り組んだ経験によって少しは成長させていただけたと感じています。福田直前理事長には、唯一現役の理事長経験者として、常に私の背中を押して前へと導いてくれました。柳田副理事長、高木副理事長、市川副理事長は、それぞれの委員会を導き、安心感と力強さで支えていてくれました。花岡専務理事は、注文の多い私の要望をすべて受け入れ、LOM運営に力を注いでくれました。山浦事務局長は、厳しい要求に耐えながらその力を充分に発揮してくれました。柳澤監事は、いつも私に代わってメンバー個々へ檄を飛ばしモチベーションを高めてくれました。掛川監事は、笑いの神様が乗り移っていつもLOMに明るさを運んでくれました。すべての会員の皆さんの力に支えられたこと、素晴らしい仲間の存在に助けられたことに心より感謝申し上げますと共に、この貴重な経験を活かしてこれまで以上に故郷(ふるさと)こもろへの想いを大切に、共にまちの未来のために貢献していくことを誓い、2010年度理事長報告といたします。